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37件の議事録が該当しました。

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1952-06-20 第13回国会 参議院 法務委員会 第61号

で、破壞活動防止法等によつてたくさんの事件が起つて参りますならば、或いは合法的な傍聴だとか、或いはいわゆる法廷でこれを争つて行くという点は阻止するわけには参りますまいし、殖えて参る。裁判所政治問題に直接飛込んで行く。こういうことは避けなきやならんのじやないかと私ども考えるわけであります。

吉田法晴

1952-06-20 第13回国会 参議院 法務委員会 第61号

壞活動防止法を私どもが審議をいたしました場合に、或る法学者からこういう意見を承わつたのであります。そのことを午前の質問の際に私の考えとして述べて参つたのでありますが、破壞活動防止法制定されて動き出したならば、これは共産党の本体には適用せられないで、これによつて動かされる、或いは周囲にある国民が迷惑をして、そして破防法の適用を受けるだろう。

吉田法晴

1952-06-20 第13回国会 参議院 法務委員会 第61号

先ほど当事者の中に云々ということであるけれども、これは被告じやなくて傍聴人だけに対するものであるのだということでありますけれども傍聴人だけでなくて、言われるような事態について対処しようというのであるならば、はつきり言うならば、共産党なら共産党法廷闘争の戦術に対して、裁判所が立ち向う、そうすると、先ほど申しましたけれども、破壞活動防止法なら破壞活動防止法適用して行つて団体を解散して、そうして解散

吉田法晴

1952-06-19 第13回国会 参議院 労働・人事・地方行政連合委員会 第3号

木下源吾君 破壞活動防止法のようなものを作るということは、これは作るものは勝手に作つてもよかろうけれども、これを作つた場合には……何故にこれを作るんだ、これは戦争をやるために作るのであつて、これを阻止することが戦争を防止することである。市電、国鉄がストライキをやつて乗客の足を奪う、成るほどその現象は極めて悪い現象である。

木下源吾

1952-06-19 第13回国会 参議院 法務委員会 第60号

かかる破壞活動防止法によつて、力によつて言論集会、出版の自由を制限して参りましようとも、歴史の進展は如何なる力を以てしても阻止できんでありましよう。私どもは民主的な方法を以て民主主義を守ることによつてよりよき政治を、よりよき社会を作つて行く努力を続け、フアツシヨ法理行政フアツシヨをもたらすところのこの種の法律については反対せざるを得ない。

吉田法晴

1952-06-19 第13回国会 参議院 法務委員会 第60号

到底新憲法の確立いたしました民主主義の容認し得ざる原則がこの破壞活動防止法の中を貫いておるということを指摘し、そうしてこの民主主義を擁護することが私どもの今日課せられておる任務であるという点に鑑みて、この三法案には断固として反対せざるを得ないのであります。  なお第三には、この破壞活動防止法関係法案立法前提になつておりますものは、第一にそれは共産主義が暴力であるという点であります。

吉田法晴

1952-06-19 第13回国会 参議院 法務委員会 第60号

吉田法晴君 第八に、法律の本質につきましては、先ほどもちよつと触れましたけれども、この破壞活動防止法が、警察法、特に治安警察として、治安警察の機関として、公安調査庁を作り、現在の特審局を拡大して、そうして七億に上るところの予算を新たに要求せられ、この点については、我々がこの国民生活の回復しておらんときに、多くの税金を払つて自分たちの口を塞ぎ、耳を塞ぎ、或いは目を塞ぐところの法律と、そうしてそれを実行

吉田法晴

1952-06-18 第13回国会 参議院 法務委員会 第59号

いろいろ論議がございますけれども、私どもにすれば、治安維持法以上に破壞活動防止法範囲が広範で適用範囲ももつと広くなるのではないか、こういう考えを持つておりますので、是非とも総理の御出席を願いたい。それに対して、法務総裁にしても或いは官房長官にしても、法務総裁が打合せて答弁しているからそれでよろしいのだという御答弁では満足することができないのであります。

吉田法晴

1952-06-18 第13回国会 参議院 法務委員会 第59号

壞活動防止法についての認識にしましても、これは極めて軽くしか考えられておらん。二十四日の交渉の際とそれからさつきの交渉のお気持にしても、全く私は同じだとしか考えられません。質疑を繰返しませんけれども、誠意とそれから責任を果すべき責任感なり或いは認識というものは、官房長官極めて不十分だということを申上げるにとどめます。

吉田法晴

1952-06-17 第13回国会 参議院 法務委員会 第58号

いわんや今度の本法のこの問題になつている破壞活動防止法については、そういうことはないと逆にこれは書いてあるのですが、将来やはりこの運用としてはそういうふうになつて行くのではないでしようか、この点はどうでしようか。今の事例と今後のこの法律によるところの運用と両方を一つお聞かせ願いたいと思います。

伊藤修

1952-06-16 第13回国会 参議院 法務委員会 第57号

それから例えば破壞活動防止法反対言つた人間の家庭に行つていろいろ話をされる或いはそれは思想調査でないかも知れない、思想統制でないかも知れません、併しそれは何です。犯罪をやつたか、何も犯罪をやつてはしない。破壞活動防止法反対、これは国民権利、義務を侵すから、破壞活動防止法は通すべきではないという、これは許された民主的な意見の発表だと思うのです。

吉田法晴

1952-06-16 第13回国会 参議院 法務委員会 第57号

その意図との関連について、今度の破壞活動防止法に関連して、教唆扇動を処罰することになつているから、その教唆扇動と、それからその意図、それからその研究証明のつもりで語つていることにしても、他人がその研究証明から深い感激と激励を受けて或る行動に出たと供述した場合云々という点についてお尋ねしているわけであります。

吉田法晴

1952-06-14 第13回国会 参議院 法務委員会 第56号

併しながら学校であるとか或いは組合であるとかというように、一定の主義主張というものを持ち、それを守つて行く、そのために戦うという旗が、古巣歴史つて以来、その先に槍を附けておるということで、決して偶然のことじやない、一片の破壞活動防止法適用などの際にこの伝統を破壞するということのできるものじやない。

羽仁五郎

1952-06-14 第13回国会 参議院 内閣委員会 第42号

その意識革命が漸次具体的な国民武装蹶起というような最後革命段階に来るということを非常に重要視せられて、その観点から、單に教唆扇動ということにとどまらず、宣伝の部類に至るまで、例え破壞活動防止法の第三條の一号のハでありましたか、こういうようなことまで実は御心配になつてつておられる。

楠見義男

1952-06-13 第13回国会 参議院 法務委員会 第55号

こういう場合に幸いにして私は、まあまあ君たち、そうは言うけれどもということで、抑えて帰つて参りましたけれども、これは幸いにしてこの破壞活動防止法というものがなかつたからいいのですけれども、若しこの法律が施行されて、その場合にとにかく帰つたらやつつけようじやないか、こんなことじや駄目だということになつて、悲憤の言葉を交わしながら帰つて来たときに、たまたま公安庁の係官が我々のあとについて来られた場合、霜

片岡文重

1952-06-12 第13回国会 参議院 法務委員会 第54号

これは破壞活動防止法どころじやない。如何なる……、刑法を以てしてもこれに手を触れるということはできない。そのあとにおいて起つて来る行為というものはこれは又別です。でなぜそういうことをはつきり答えておいて頂かないと大変だかというと、負傷した人があつた場合に、この看護する人が、そういうふうに疑われちや困ると言つて、お医者さんなり看護婦さんがそこへ飛出して来ないことがあるのだよ。

羽仁五郎

1952-06-12 第13回国会 衆議院 本会議 第53号

たちは、これを警察予備隊の増強や、破壞活動防止法や、警察法労働三法の改悪と結びつけずには考えられないのであります。まつたアメリカとの単独講和に屈服した吉田政府の再軍備戰争準備計画の一端にほかならないのであります。(拍手)論より証拠、先日行われた白い羽の募金には、東京では、アメリカ軍の飛行機が、赤十字募金に協力せよという、アメリカ軍署名入りのビラを、東京都民の上にまいたではないですか。

苅田アサノ

1952-06-10 第13回国会 参議院 法務委員会 第52号

例えばこれを一昨日の例を引きましたけれども、この破壞活動防止法運用につきましても、何でもかでも公務執行であり、そしてそれに対する抵抗と申しますか、或いは摩擦というものを全部公務執行妨害で問われはしないか、この点が一番問題だと思う。従つて公務執行妨害という問題を抽象的な問題として論議をしておるわけではございません。

吉田法晴

1952-06-10 第13回国会 衆議院 本会議 第52号

拍手)特に当日は、破壞活動防止法を粉砕し、またメーデー事件犠牲者たる高橋、近藤両君人民葬を訴え、田中警視総監木村法務総裁の罷免を要求し、民族の独立を叫んだ、まさに愛国的な示威運動であつたのであります。これらの三大不祥事件は、明らかに官憲による殺人暴行行為であります。この殺人行為教唆扇動し、これを弁護するものは、人民殺傷の元兇であるといわなければなりません。

高田富之

1952-06-07 第13回国会 衆議院 本会議 第51号

すなわち、先般本院を通過いたしました破壞活動防止法あるいは労働三法改惡といい、はたまた憲法の保障するところの労働者団結権言論集会等を制限するところの集団示威運動等秩序保持に関する法律案並びに警察法の一部を改正する法律案を提出しておるのであります。この内容は、国家警察長官及び東京都の警視総監内閣総理大臣が任命するとあるのであります。

大矢省三

1952-05-29 第13回国会 衆議院 本会議 第47号

次に問題になるのは治安機構の面でございますが、法務府の組織がえを一つ例にとつてみましても、これは破壞活動防止法公安調査庁の設置と表裏一体のものでございまして、彈圧機構を強化し、恐怖政治によつて国民権利と自由を奪いとつて人権をいよいろ圧殺しようというねらいである。現に、警察はいよいよ公認の暴力団となつてしまつております。

木村榮

1952-05-29 第13回国会 衆議院 本会議 第47号

さらに共産主義諸国の侵略があるという蓋然性について、何らの客観的、科学的証明なき事実を前提といたしまして、警察予備隊中心とする再軍備を強行し、その組織注として、保安庁法案ほか多数の機構改革案を提出しておるのでありますが、まず第一に、破壞活動防止法をつくつたり、特審局を拡大強化することによりまして治安維持共産主義運動取締りができると考え政府並びに自由党の権力主義法律万能考え方は、生活の力はいかなる

成田知巳

1952-05-28 第13回国会 衆議院 法務委員会 第58号

————————————— 五月二十七日  訴訟費用等臨時措置法等の一部を改正する法律  案(田嶋好文君外六名提出、衆法第五一号) 同日  破壞活動防止法制定反対に関する請願黒田寿  男君紹介)(第三一八二号)  同(松井政吉紹介)(第三二五一号)  人権擁護局存置等に関する請願河原伊三郎君  紹介)(第三一八三号)  同外一件(鈴木義男紹介)(第三二五〇号) の審査を本委員会に付託された。

会議録情報

1952-05-27 第13回国会 衆議院 本会議 第46号

形式的には、主権在民と完全な普通選挙はなお確保されておりますが、しかし一方では、破壞活動防止法近く提出されんとしておりますゼネスト禁止法言論集会取締り、こういう反動立法制定が企図されておりまして、東大事件、早大に対する警察官実力特使愛知大学事件は一体何を物語つておるか。警察官に対してこそ破壞活動防止法適用せなければならないような事態に直面しております。

青野武一

1952-05-23 第13回国会 参議院 法務委員会 第43号

この問題はあとで具体的な條文の個々の質問の際に明らかにして参りたいと思いますが、この破壞活動防止法団体等規正令から出て来たと申しますが、政府として、占領中の団体等規正令講和発効と共になくなる。そこでこれに代る法律を作らなければならない、こういう考えから最初出発されたことも明らかだと私は思います。

吉田法晴

1952-05-23 第13回国会 参議院 法務委員会 第43号

ただ旧治安維持法に比べまして、旧治安維持法はこれは刑罰規定特別法、この破壞活動防止法刑罰規定も入つておる、それがないということを言つておるわけではない。併し今までの説明を聞いて来ておると、警察法的な団体規制中心考えられておる。或いは公安調査庁なり公安審査委員会というものがやるものも、これは団体規制中心である。その事前活動もありますけれども、これはもう明らかだと思う。

吉田法晴

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